ふじみ野市の「上福岡総合病院」の特徴は?概要と診療内容をご紹介

ふじみ野市の「上福岡総合病院」の特徴は?概要と診療内容をご紹介

賃貸経営を成功させるためには、そのエリアに住みたいと思う魅力があるか否かが、重要なポイントとなります。
とくに周辺環境の良し悪しは、入居者率にも関わってくるため、あらかじめ知っておくことが大切です。
しっかりした総合病院があったり大型ショッピングセンターがあったりすれば、入居者が集まり、空室リスクの軽減にもつながるでしょう。
今回はふじみ野市にある上福岡総合病院の概要や診療科目、入院する場合の案内についてご紹介します。
ふじみ野市で賃貸経営を検討している方は、ぜひ参考になさってください。

ふじみ野市にある上福岡総合病院の概要

ふじみ野市にある上福岡総合病院の概要

まずは、ふじみ野市にある、上福岡総合病院の概要についてご紹介します。

概要1:沿革

概要の一つとしてまず挙げられるのが、沿革です。
ふじみ野市にある上福岡総合病院は、昭和37年福岡中央病院として創設しました。
当時は鉄筋2階、7室21床の病院で、同年に救急車が導入されています。
朝霞市から東松山市の広範囲に渡り、救急活動に従事してきた病院です。
昭和43年には大きな改修工事がおこなわれ、病床数も54床となりました。
そのあとは医療法人に組織替えが実行されたり、全身CTやMRI、老人病棟や訪問看護ステーションなどの設置がおこなわれたりしています。
平成22年に上福岡総合病院はリニューアル工事がおこなわれ、平成29年にグランドオープンしました。
令和4年に内視鏡センターと健診センターがオープンし、より使い勝手が良くなっています。

概要2:設置されている機器や設備

病院内に設置されている機器や設備も、概要の一つとして知っておくのがおすすめです。
ふじみ野市にある上福岡総合病院には、下記のような機器や設備があります。

●外科手術用3D内視鏡システム
●1.5テスラMRI
●64列128スライスCT
●FPD(フラットパネルディテクタ)


外科手術用3D内視鏡システムの導入により、平面的な2Dでは困難だった、臓器の奥行きの把握が容易となりました。
より迅速で、正確な内視鏡下外科手術をおこなうことが可能になっています。
1.5テスラMRIとは、動脈瘤や微小脳梗塞の診断に用いる設備です。
トンネル状の部分が短いので、リラックスして検査を受けることができます。
また、検査時間を短縮したり、検査時の騒音が抑えられていたりするのが特徴です。
64列128スライスCTでは、脳出血や肺がん、卵巣がんなど、さまざまな疾患に対する検査をおこないます。
FPD(フラットパネルディテクタ)とは、人体を透過したX線を、デジタル画像に変換する装置です。
従来と比べ、画像の歪みや輝度ムラがなく、鮮明な画像を得ることができます。
従来の装置よりも少ないX線量で撮影ができ、画像も数秒で表示されるため、迅速に検査がおこなえるのが特徴です。

概要3:アクセス情報

ふじみ野市にある上福岡総合病院の概要として、アクセス情報もチェックしておきます。

●所在地:埼玉県ふじみ野市福岡931
●アクセス方法:ふじみ野駅もしくは上福岡駅より、タクシーや送迎バスで約7分・南古谷駅よりタクシーで約10分
●駐車場:あり


土曜日の午後と日曜日、祝日は「ふじみん号」(ふじみ野市運行の無料送迎バス)を利用することができます。

ふじみ野市にある上福岡総合病院の診療科目

ふじみ野市にある上福岡総合病院の診療科目

続いて、ふじみ野市にある上福岡総合病院の、診療科目について解説します。

診療科目1:消化器内科

上福岡総合病院の消化器内科では、食道や胃、腸や肝臓、胆のうや膵臓に関わる、さまざまな疾患を診察・治療しています。
消化器疾患には外科的治療が必要なケースも多いです。
ふじみ野市にある上福岡総合病院の消化器内科では、内科と外科で連携し、診療にあたっています。

診療科目2:血液浄化センター(人工透析室)

ふじみ野市にある上福岡総合病院には、血液浄化センター(人工透析室)が設置されています。
血液浄化センターは、入院・外来血液透析をおこなう場所で、対象となるのは急性腎不全や慢性腎不全の方です。
また、透析ベッド数は19床となっており、月曜日~土曜日(祝祭日を含む)まで、午前・午後の2クールで血液透析をおこなっています。
個室も用意されているので、重症の方や感染症の方でも透析をおこなうことが可能です。

診療科目3:外科

ふじみ野市にある上福岡総合病院では、消化器がんを中心に、腹部救急疾患や一般外科、肛門外科やヘルニア外科、胸部外科などが設置されています。
経験豊富な常勤医が7名いるので、安心して治療を受けることが可能です。
抗がん剤治療や終末期緩和治療において、専門的な対応ができる体制が整っています。

診療科目4:内視鏡センター

ふじみ野市にある上福岡総合病院の診療科目として、内視鏡センターも挙げられます。
内視鏡センターは、経験豊富な専門医が最新設備を用いて、内視鏡検査や治療をおこなう場所です。
ふじみ野市にある上福岡総合病院は、日本消化器内視鏡学会が認めている、日本消化器内視鏡学会認定指導施設となります。
また、消化器内視鏡検査おこなう医師は、日本消化器内視鏡学会が定めた研修や試験を受けて認められた、消化器内視鏡専門医や消化器内視鏡指導医が多いです。

診療科目5:乳腺外科外来

ふじみ野市にある上福岡総合病院では、乳癌専門医による、乳癌の適切な診断や治療をおこなっています。
外科治療やホルモン療法、化学療法(抗がん剤治療)など、さまざまな治療方法のなかから、最適な方法を提供してくれるので安心です。

ふじみ野市にある上福岡総合病院へ入院する場合の案内

ふじみ野市にある上福岡総合病院へ入院する場合の案内

最後に、ふじみ野市にある上福岡総合病院に、入院する場合の案内について解説します。

入院手続きに必要なもの

入院手続きには、下記のものが必要になります。

●診察券
●健康保険証
●入院契約書
●入院時保証金(5万円)


上記以外にも、各種医療受給者証や老人保健法医療受給者証といった、該当する方のみ提出するものがあります。

入院当日に準備するもの

入院当日には、下記のものが必要です。

●飲んでいる薬やお薬手帳、説明書など
●パジャマや上着、下着などの着替え
●歯ブラシや歯磨き粉、コップや髭剃りなどの洗面用具
●タオルやスリッパ、ティッシュペーパーやウエットティッシュ、イヤホンといった日用品
●そのほか洗濯物を入れるビニール袋など


箸やスプーンなどのカトラリーは、食事の際に病院で用意されます。
手術をする場合など、特別に準備するものがある場合は、その都度説明があります。

食事について

ふじみ野市にある上福岡総合病院では、症状に応じた食事が提供されます。
配膳時間は、下記のとおりです。

●朝食:7:40~8:00
●昼食:11:30~12:00
●夕食:17:40~18:00


食べられないものがある場合は、あらかじめ看護師や管理栄養士への申し出が必要です。

入院費の支払い

入院費の請求書は退院当日に病室に届くので、1階にある入退院窓口で支払います。
窓口の受付時間は、平日は9:00~17:00、土曜日は9:00~13:00です。
退院は原則、平日の午前中となっているので、送迎や荷物の準備などは早めにおこなっておくようにします。

まとめ

ふじみ野市にある上福岡総合病院には高度な設備が整っており、検査や治療を迅速におこなうことができます。
さまざまな診療科目があり、専門家による、専門性の高い治療を受けられるのが魅力です。
しっかりとした総合病院があるふじみ野市は、賃貸経営に適した街といえるでしょう。