一人暮らしに備えておきたい防災対策とは?必要な防災グッズと注意点を解説
地震や台風などの自然災害が多発している昨今では、いつ発生しても困らないように防災対策を講じておくことが大切です。
とくに、一人暮らしの場合は、災害時でも1人で対処できるようにあらかじめ備えておくと安心でしょう。
そこで今回は、一人暮らしの防災対策について、用意しておきたい防災グッズや用意する際の注意点を解説します。
これから一人暮らしを始める方は、ぜひ参考になさってください。
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一人暮らしに備えておきたい防災対策について
一人暮らしの方でも日ごろから防災に関して意識を高め、万が一に備えて対策をとっておくことが重要です。
ここでは、一人暮らしの方が備えておきたい防災対策について解説します。
おもにやっておくべき防災対策は以下の4つです。
●避難場所を把握しておく
●ハザードマップを確認しておく
●家族などの連絡先をメモしておく
●家具を固定しておく
それぞれの防災対策についてご説明します。
防災対策①避難場所を把握しておく
まず、日ごろから心がけておきたい点は、避難場所です。
避難場所として指定されているのが多いのは、学校や体育館、コミュニティセンターなどです。
そのため、家から最も近い避難場所を確認し、万が一の際にはすぐに避難できるように、経路を把握しておくようにしましょう。
また、家族や知人に、自分が災害時に利用する避難場所を伝えておくことも重要になります。
防災対策②ハザードマップを確認しておく
各自治体では、災害時に備えた災害情報や避難ルートなどを記載した「ハザードマップ」が作成されています。
ハザードマップを利用することで、災害時にどの地域が危険かを把握することが可能です。
また、各種災害の被災想定区域や避難場所も記載されているため、事前に確認しておくようにしましょう。
防犯対策③家族などの連絡先をメモしておく
災害が発生すると、停電などにより電話やスマートフォンが使えなくなる可能性があります。
そのため、万が一に備えて、家族や友人など重要な方々の連絡先をメモしておくようにしましょう。
とくに、一人暮らしの方は、家族と離れて住んでいることが多いかもしれません。
災害発生時に、家族との安否確認をスムーズにおこなえるように準備しておくことをおすすめします。
また、災害用伝言ダイヤル(171)や災害用掲示板も、家族との連絡手段として利用できるため、使い方を事前に把握しておくと便利でしょう。
防犯対策④家具を固定しておく
地震が発生したときのことを考え、自宅の家具を固定することも有効な対策の一つです。
本棚や食器棚などが倒れると、重大なケガにつながる場合があります。
そのため、家具が倒れないように、金具などで固定しておくことをおすすめします。
賃貸物件の場合は、家具を低いものにするか、壁を傷つけずに固定できる方法を選ぶなど、工夫をするようにしましょう。
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一人暮らしに備えるべき防災対策!用意しておきたい防災グッズとは?
自然災害は、予期せぬときに突然起こります。
一人暮らしの方でも慌てないためには、事前に防災グッズを準備しておくと安心することができるでしょう。
準備する防災グッズは、緊急時に避難するときに持っていく一次避難用と、避難が長期化したときに利用する二次避難用に分けて、準備しておくのがおすすめです。
ここでは、一人暮らしで用意しておきたい防災グッズについて解説します。
一次避難用防災バッグに入れる防災グッズ
一次避難用防災バッグとして、災害時にすぐに持ち出せる非常用持ち出し袋を準備しておくようにしましょう。
非常用持ち出し袋には、避難所で半日から1日程度過ごすための防災グッズを入れておきます。
防災グッズのポイントは、重くならないように、一人で持ち運べる量にすることです。
リュックなど背中に背負うタイプのバッグは、長時間持ち運んでも体への負担が少ないでしょう。
持ち出し袋に入れておきたい防災グッズは以下のとおりです。
●飲料水(500mlのペットボトル4~5本)
●食料品・非常食(3食分)
●携帯トイレ(7回分)
●ヘルメット
●懐中電灯や携帯ラジオ
食料品は、水を使わずに開けてすぐ食べられるものを準備しておくようにしましょう。
災害が発生すると、電気やガス、水道が使用できなくなる可能性があります。
そのため、携帯トイレや懐中電灯、ラジオなども忘れずに用意しておくと良いでしょう。
さらに、避難時に頭を守るために、ヘルメットを準備しておくと安心です。
また、持病がある方は、常備薬やおくすり手帳も必要に応じて携帯しましょう。
二次避難用防災バッグに入れる防災グッズ
避難が長期化するなど、しばらく自宅で生活ができない場合に備えて、二次避難用防災バッグも準備しておきましょう。
準備するものは以下のとおりです。
●食料品や飲料水(3日分)
●衣類・防寒具
●布団・寝袋
●紙皿や箸、ラップ
●卓上コンロ
二次避難用のバッグは、一次避難用よりも大きめのボストンバッグを用意すると良いでしょう。
また、災害が発生するとライフラインだけでなく、物流なども滞る可能性があるため、最低でも3日分~1週間は凌げる生活用品を用意しておくことをおすすめします。
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一人暮らしに備えるべき防災対策!防災グッズを用意するときの注意点
最後に、防災対策として防災グッズを用意するときの注意点を解説します。
万が一、災害が発生したときに慌てないためにも、注意点についてはしっかりと把握しておきましょう。
おもな注意点は、以下の3つです。
●食料品は賞味期限を定期的にチェックする
●ローリングストックを取り入れる
●高層階に住む方は多めに用意しておく
上記3つの注意点について、順にご説明します。
注意点①食料品は賞味期限を定期的にチェックする
食料品などの食べ物には、賞味期限や消費期限が定められています。
そのため、一度用意したものでも、定期的に日付を確認し、期限が切れていないかチェックすることをおすすめします。
賞味期限が近い場合や切れている場合は、新しいものに取り換えておきましょう。
とくに、レトルトやインスタント食品は長期保存が可能なため、賞味期限の確認を忘れがちなので、注意するようにしましょう。
注意点②ローリングストックを取り入れる
ローリングストックとは、普段の食品を少し多めに買い、賞味期限の古いものから順に消費し、消費した分を買い足す方法をいいます。
これにより、常に一定量の食品を家庭で備蓄することが可能です。
また、賞味期限や消費期限が切れる心配もなくなります。
災害時用の「非常食」だけでなく、日常的に使う食品を備蓄として活用することで、バランスよく備えることができるでしょう。
注意点③高層階に住む方は多めに用意しておく
建物の3階以上に住む方は、二次避難用グッズを多めに準備しておくことをおすすめします。
これは、災害時に停電が長引き、エレベーターが停止する可能性があるためです。
一般的には3~4日分の水や食料で十分ですが、高層階に住む方は、最低でも1週間分を用意しておくと、安心することができるでしょう。
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まとめ
日本は、地震や台風による災害が多い国なため、予期せぬときに突然起こる可能性もあるでしょう。
そのため、一人暮らしの方でも日ごろから、避難場所の把握や防災グッズの準備などをおこなっておくことをおすすめします。
万が一のときに自分の身は自分で守り、かつスムーズに避難できるように、日ごろから防災意識を持つことが大切です。
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